親朴派同士の対決となった党内選挙で「元祖親朴派」の崔氏は77票を獲得し、2位の「新親朴派」の李柱栄(イ・ジュヨン)議員を4票差で抑えた。
経済官僚出身の崔氏は朴大統領とハンナラ党(セヌリ党の前身)の非主流時代から苦楽を共にしてきた最側近の一人。昨年末の大統領選では朴陣営の秘書室長を務め、当選の最大功労者と呼ばれた。
与党と青瓦台(大統領府)の関係調整のほか、10月の国会議員再・補欠選のが大きな課題。任期は同日から1年。
一方、最大野党・民主党は同日、院内代表に田炳憲(チョン・ビョンホン)議員(55)を選出した。民主党は4日の党大会で新代表に金ハンギル元文化観光部長官(59)を選出しており、昨年の大統領選敗北の責任などを受けた党指導部の刷新が完了した。
田氏は3選の政策通で、丁世均(チョン・セギュン)常任顧問の側近とされる。
ツートップの代表と院内代表にソウル出身が選出されたほか、党の地盤の湖南(全羅道)に地盤を持つ幹部もなく、「湖南党」のイメージから脱却できる契機になるとみられる。
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