責任論が浮上していた李南基(イナムギ)広報首席秘書官は米国から帰国後に辞任を表明したという。尹元報道官は上司の李広報首席の指示を受け、大統領訪米の日程途中で帰国したと説明しており、李広報首席の責任を問う声が上がっていた。
許室長は会見で「李首席は帰国当日、所属職員の不祥事に対する責任を取り、辞意を表明した。同問題と関連し、私を含む誰もが責任を取らなければならないなら、決して逃げない」と述べた。また、被害者本人、家族、親族、海外同胞らに謝罪した。
尹氏は韓米首脳会談が開催された7日夜、ワシントンのホテルで酒を飲み、在米韓国大使館でインターン中の米国籍女性の尻を触った疑いがもたれている。女性は被害届を出した。尹氏は国家の品位を傷つけたことなどを理由に更迭された。本人は容疑を否定している。
一方、今回の事態を受け、最大野党の民主党は許室長を含め、首席秘書官全員の退陣と青瓦台の全面改編を求めている。
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