【ソウル聯合ニュース】韓国政府消息筋は23日までに、古屋圭司国家公安委員長兼拉致問題担当相が今月末にソウルを訪問する方向で調整を進めていたが、訪韓を中止したと明らかにした。
 古屋氏は韓国の情報機関、国家情報院の南在俊(ナム・ジェジュン)院長らと会談し、拉致問題など北朝鮮問題について意見を交換する予定だった。
 韓国政府は古屋氏ら3閣僚が21日、東京・九段北の靖国神社を参拝したことに強く反発しているが、古屋氏の訪韓の取り消しは靖国神社参拝前に決まったという。北朝鮮が中距離弾道ミサイル発射の構えをみせ、北朝鮮問題担当閣僚に外遊を自制するよう指示があったという。 

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