【ソウル聯合ニュース】韓国の情報機関、国家情報院職員らの大統領選介入疑惑をめぐり、ソウル中央地検は19日、警察の捜査資料などに対する検討に入った。検察は捜査計画を立て直す方針で事実上、全面的な再捜査に着手する見通しだ。
 ソウル地検は18日に捜査結果を発表し、国家情報院職員ら3人を国家情報院法違反(政治関与)の疑いで送検した。だが、組織的な選挙運動を指示した疑惑が持たれている国家情報院対北心理情報局長は捜査しないなど、警察の捜査結果を疑問視する声が上がっている。
 ソウル地検は検察官や捜査官ら約30人の大規模な特別捜査チームを設けた。捜査チームは出国禁止を命じられた元世勲(ウォン・セフン)前国家情報院長の関与を視野に入れ、同氏らを聴取するとみられる。

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