サムスン電子・蘇州半導体事業場第1団地の全景=7日、ソウル(聯合)
サムスン電子・蘇州半導体事業場第1団地の全景=7日、ソウル(聯合)
サムスン電子が、中国に半導体組立生産ラインを追加建設する。中長期的な半導体量産能力の向上と中国半導体市場の攻略が狙いだ。
 同社は7日、中国・蘇州半導体事業場で中国本社の朴根熙(パク・グンヒ)社長、半導体総括の池大燮(チ・デソプ)副社長をはじめとする役員と従業員、蘇州市関係者、中国政府高官ら約150人が出席する中、第2団地の起工式を行ったと明らかにした。

 江蘇省・蘇州工業園区に建設される第2団地は、総面積8万5000坪。同団地内にできる組立生産ラインは蘇州事業場で稼動する3ラインに続く4番目のラインで、来年第1四半期から本格操業に入る。

 サムスン電子の黄昌奎(ファン・チャンギュ)社長は昨年11月に北京特派員との懇談会で、2007年までに中国半導体市場でトップを占める製品を10種類も拡大し、2010年には中国半導体市場で売上高55億ドルを達成するとの現地化ビジョンを打ち出した。

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