【ソウル聯合ニュース】韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-1)が30日午後、打ち上げられる。
 韓国教育科学技術部と韓国航空宇宙研究院によると、羅老はきょう29日の最終リハーサルで異常が発見されなければ、予定通り30日午後3時55分から午後7時半の間に打ち上げられる。正確な打ち上げ時刻は当日の午後1時半に決まる。
 打ち上げ時刻が決まれば、約2時間前から燃料注入が始まり、予定時刻の約20分前に最終打ち上げ指示が下される。打ち上げ15分前から自動カウントダウンに入る。
 最終リハーサルは29日午前9時半ごろから実施される。上段(2段目)と下段(1段目)、追跡システムなどに関する集中点検が行われる。午後5時ごろ終わる予定で、分析結果は午後9時半ごろ出る。リハーサルで問題が発見されなければ、30日早朝から実際の打ち上げ準備に入る。
 羅老は2009年8月と2010年6月にも打ち上げられたが、いずれも衛星の軌道投入に失敗している。ロケット1段目を製作したロシアとの契約条件上、今回の打ち上げが最後のチャンスとなる。3回目の打ち上げは異常発見で2度延期となっており、今回が3度目となる。

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