キム・ギドク監督の「ピエタ」が去る16日(現地時間)ロサンゼルスで開かれた第17回サテライト賞(Satellite Awards)で「最優秀外国語映画賞」を受賞したと海外配給会社が18日、伝えた。

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 サテライト賞は全世界の映画、放送、ラジオ、ニューメディア分野の人々で構成された国際プレスアカデミー(International Press Academy)が主催する授賞式だ。映画19部門、放送12部門、DVD7部門、ビデオゲーム5部門で表彰する。

 今回のサテライト賞で「ピエタ」は、最優秀外国語映画賞と監督賞の2部門にノミネートされ、仏映画「最強のふたり」と共に最優秀外国語映画賞を共同受賞した。

 ことしの最優秀外国語映画賞部門には、この2つの映画をはじめ、カンヌ国際映画祭受賞作であるミヒャエル・ハネケ監督の「愛、アムール」、ニコライ・アーセル監督の「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」など9作品が競争を繰り広げた。

 このようなそうそうたる作品との競争で最優秀作品に選定されたことは、来年1月10日に公開されるアカデミー映画祭ノミネートにも青信号が点灯したとみられると、配給会社側は解釈した。

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