ロケットは先月26日に打ち上げを予定していたが、1段目にヘリウムガスを注入した際にガスが漏れ、注入口の部品に破損が生じ、打ち上げは延期された。
打ち上げに必要な交換部品が18日にロシアから到着し、韓国とロシアは同ロケットの3度目打ち上げに向けた作業を再開。準備期間を考慮して29日がふさわしいとの認識で一致した。
両国の研究陣は16日から発射体に対する電気実験を行うなど、打ち上げに向けた準備を進めている。22日に打ち上げ管理委員会を開き、具体的な日程を決める計画だ。
羅老は2009年8月と2010年6月にも打ち上げられたが、2回とも軌道投入に失敗している。ロシア側との契約条件上、今回の打ち上げが最後の機会だ。羅老開発事業には3回目までを含め総額5200億ウォン(約380億円)の予算が投じられた。
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