【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は9日の閣議で、慶尚北道亀尾市で発生したガス爆発事故について関係閣僚から報告を受け、政府のずさんな対応を強く叱責(しっせき)した。青瓦台(大統領府)の朴正河(パク・ジョンハ)報道官が伝えた。
 先月27日の事故発生から2次被害が拡大していることを受け、政府は今月8日、有害物質のフッ化水素酸(フッ酸)による被害を受けた一帯を特別災難(災害)地域に指定して支援することを決めた。
 李大統領は、初期対応がおろそかになった経緯や責任の所在について国務総理室に調査を指示。また、危険物管理について法的、制度的に全面的に点検するよう求めた。

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