トニー・アン
トニー・アン
90年代、一世を風靡したアイドルグループ「H.O.T.」の元メンバー、トニー・アンがケーブルチャンネルtvN「ぺク・チヨンのピープルインサイド」に出演し、グループ活動時に目撃した「H.O.T.」とライバルグループと呼ばれた「Sechs Kies」とのファン同士の決闘について告白した。

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 制作陣によるとトニー・アンは、先ごろ行われた番組収録に参加し「直接この目で見た」とし、「傘でお互いを刺すような場面を見たのだが、正直怖かった」と話し「雨が降る日の血みどろの闘い」と当時を振り返ったという。

 トニー・アンが語った「血みどろの闘い」とは1998年12月、ゴールデンディスク授賞式が行われた国立劇場前でのことだった。

 また彼は、グループ解散後に結成した「JTL」についても語った。「H.O.T.」のボーカル、KANGTAとムン・ヒジュンが抜け、残り3人で結成された「JTL」に関して「ボーカルなしに、どうやってアルバムを発表するんだ」という非難が相次いでいたという。トニー・アンは「これで崩れてしまうようであれば『H.O.T.』の名に恥じるような気がした。3人で一生懸命に活動しなければ、と励まし合って再び立ち上がることができた」と述べた。

 以降、アルバム制作者として転身、また軍服務まで終えたトニー・アン。「10年以上、いっしょに活動してきたスタッフのためにも稼がなければ」とし、スタッフに対する感謝の意を表した。

 さらに、自身が手がけるアイドルグループ「SM☆SH」についても言及。「本当にうまくいかせてやりたい」とし、「とても誠実で良い子たち。それなのに、彼らの活動を放棄しようと一度でも考えたことが、自分でもとても恥ずかしい」と話し、目頭を赤くした。

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