女優キム・シンロク、世の中に出る勇気一歩…一人芝居「プリマ・ファシ」が投げかけた質問
女優キム・シンロク、世の中に出る勇気一歩…一人芝居「プリマ・ファシ」が投げかけた質問
「それでジュリアンが両手であなたの腕を握ったんですか」法廷で堂々としていた弁護士テッサが今回は性的暴行被害者になって証言台に立った。 震える声で「片手では私の顔を押しました」と答えた彼女は「さっきは両手で腕を握ったと言ったじゃないですか」という弁護士の反問の前で言葉が詰まったまま悟る。 性的暴行被害者はその瞬間の衝撃があまりにも強烈で細部記憶がぼやける恐れがあるという点を、そして自身がその「非一貫性」を根拠に数多くの被害者を追い詰めてきたという現実をだ。 信じてきた法がいざ自分を保護できないという現実の前で、キム・シンロク(テッサ役)は絶叫しながら舞台を圧倒する。 120分間、一人で感情を引き出した彼女の演技が終わると、客席は起立拍手で答えた。
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