【ソウル聯合ニュース】韓国与党セヌリ党の公認大統領候補、朴槿恵(パク・クンヘ)元同党代表は21日、父親の故朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領が1961年に起こした軍事クーデターや独裁的な維新体制などで被害を受けた人々とその家族に対し公式に謝罪した。
 朴氏は記者会見で、軍事クーデターや維新体制が「憲法の価値を損ない韓国の政治発展を遅らせる結果を招いた」と指摘。「被害を受けた方々と家族にあらためて心から謝罪する」と述べた。また、「私も家族を亡くした痛みがどれほど大きいものかよく認識している」と話し、その痛みと苦痛を癒すため最善を尽くすと強調した。
 また、国民大統合委員会を設置し、朴正熙政権をめぐる問題を包括的に扱う機関を設置する計画を明らかにした。

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