【千葉聯合ニュース】日本最大のゲーム展示会「東京ゲームショウ2012」が20日、千葉市の幕張メッセで開幕した。
 これまでは家庭用ゲーム機向けソフトなどが主流だったが、今年は1996年の初開催以来、かつてないほどソーシャルゲームが存在感を増している。
 日本ソーシャルゲーム大手のグリーは、ソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーションブースに劣らない大型ブースを出し、韓国の中堅ソーシャルゲーム会社のウィメイド(WeMade)エンターテインメントも大型ブースを構えて来場者の関心を集めている。
 ウィメイドエンターテインメントはアクションMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)「ARK SPHERE」を初公開し、その精巧ながらも鮮やかな画面が来場者の目を引き付けた。また「VIKING ISLAND」「Hero Square」「PET ISLAND」などのSNG(ソーシャルネットワークゲーム)タイトルも紹介した。
 このほか、韓国のSKプラネットもブースを構え、自社のアプリケーションストア「T Store」のコンテンツをゲームファンに紹介するとともに、韓国で紹介する価値のある日本製ゲームを発掘するため、現地開発企業と相次ぎ商談した。
 だが、会場で最も大きな注目を集めたのはソニーのプレイステーションだった。プレイステーションブースは新作を期待する多くの来場者であふれかえり、ゲーム機の健在ぶりを見せつけた。
 過去最多の209社が参加する今年の東京ゲームショウは、23日まで開催される。

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