「48M」は中朝国境を流れる鴨緑江の最短距離を意味する。近くて遠い距離を命懸けで渡るしかなかった脱北者の夢や希望、挫折などが描かれている。
米議会で最初となる今回の試写会は、ディフェンスフォーラム財団(本部ワシントン)の代表で北朝鮮の人権問題に取り組むスザンヌ・ショルテ氏らの尽力で実現した。
映画を制作したのは、3年間にわたり北朝鮮の政治犯収容所に入っていたアン・ヒョク氏。試写会場でアン氏は「われわれがワシントンまで来た理由は、むごい暮らしをどこにも訴えることのできない脱北者の叫びを伝えるため」と力をこめた。
アン氏は試写会に先立ち、米下院議員主催の公聴会に出席し、脱北者の実情や脱北過程などについて証言した。同席した別の脱北者は「北朝鮮住民と脱北者に自由を」と切実に訴えた。
「48M」については、今月13日にスイス・ジュネーブの国連人権委員会で各国の大使と人権委員会代表、非政府組織(NGO)関係者らを対象にした試写会が行われた。
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