消息筋によると、米国籍である二人はこの日午前、京畿道坡州市の南北出入国事務所を通じ開城を経て平壌に入った。
朴社長は文氏の死去当日の3日に北京経由で訪朝し、北朝鮮側と弔問団派遣などについて協議し、5日夜に韓国に帰国した。
その際、北朝鮮側は弔問団は派遣しないことを朴社長に伝えた。代わりに、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記名義の弔電を送った。
朴社長は帰国して2日後の再訪朝であり、葬儀で喪主を務める文会長も同行していることから、北朝鮮側がまた別の形で弔意を表するのではないかとの見方が出ている。
文会長は文氏の宗教的後継者として事実上決まった状態だ。
一部では、再度北朝鮮に弔問団派遣を要請するのではないかとの声もある。
だが、北朝鮮は弔問団を派遣しないとの意思を示し、金第1書記の弔電まで送った状態なため、これまでの立場を簡単には変えないとみられる。
そのため、金第1書記が文会長と直接会い、弔意を伝える可能性も提起されている。
北朝鮮側が弔問団を派遣しない場合、統一教会側が平壌に設けた弔問所で北朝鮮側の関係者や、文氏の故郷である平安北道定州市に住む親族からの弔問を受ける可能性もある。
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