洪長官は再稼働を決めた理由について、「安全性への国民の理解が高まり、地元住民のコンセンサスを得た」と説明した。
1号機は早ければ10日に出力100%に達する見通し。記録的な猛暑が続く中、電力需要がピークを迎える時期(8月3週目~8月末)を前に、安定的な電力供給を確保できると見込まれる。
再稼働の最大争点だった安全性に対しては、点検作業などを通じ住民の理解を得たという。
同部は1号機の事故後にまとめた原発の運営改善総合対策などを基に、事故の再発防止に注力する構えだ。
1号機は2月9日に電源喪失事故が発生したが、原発事業者の韓国水力原子力は事故から約1か月後の3月12日まで原子力安全委員会へ報告せず、波紋を呼んだ。同委員会は安全点検のため、1号機の運転を停止。7月4日に再稼働を容認し、地元住民と運転再開に向けた協議を行ってきた。
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