アーチェリー男子個人　呉真ヒョクが金＝韓国選手初

【ロンドン聯合ニュース】ロンドン五輪第8日の3日、アーチェリー男子個人の決勝が行われ、韓国の呉真ヒョク（オ・ジンヒョク）が金メダルを獲得した。
　呉は古川高晴（日本）と対戦。7―1（29―26、29―28、29―29、28―25）で快勝した。


　韓国人選手が五輪の同種目で優勝したのは初めて。韓国人選手が初出場した1984年ロサンゼルス大会から2008年北京大会まで、朴成洙（パク・ソンス、1988年）、チョン・ジェホン（1992年）、朴敬模（パク・ギョンモ、2008年）の3人が銀メダルを獲得したが、優勝は一度もなかった。
　呉は準決勝でシュートオフの末に決勝進出を決めたが、決勝では非常に落ち着いていた。第1セットを2―0で奪い、第2セットでさらにリードを広げた。第3セットは古川の反撃で同点だったが、安定した得点をあげて第4セットも奪い、金メダルを手にした。
　呉は第4セットまでの12射のうち7射が10点をマークし、抜群の集中力を発揮した。
　韓国は今大会、アーチェリーで男女個人と女子団体で金メダルを、男子団体で銅メダルを獲得した。