中国による活動家拷問疑惑　韓国外相が夏休み返上

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮脱出住民（脱北者）を支援する韓国人活動家、金永煥（キム・ヨンファン）氏が中国当局に拘束され拷問を受けたとされる問題を受け、外交通商部の金星煥（キム・ソンファン）長官が1～2日に予定していた夏休みを中止した。
　金長官は2日、国会外交通商統一委員会に出席し、同部の対応や今後の韓中関係などについて答弁する。金氏が過酷な拷問の内容を明らかにし、同問題が韓中の外交問題に発展する可能性が高まる中、金長官の答弁に注目が集まる。
　金長官は先月にも韓日情報保護協定の締結をめぐる批判を受け国会に出席したため、東南アジア諸国連合（ASEAN）地域フォーラム（ARF）に出席する予定を全面的に変更した。