準決勝で敗北し涙を流すシン・アラム=30日、ロンドン(聯合ニュース)
準決勝で敗北し涙を流すシン・アラム=30日、ロンドン(聯合ニュース)
【ロンドン聯合ニュース】ロンドン五輪のフェンシング女子は30日、エペ個人3位決定戦が行われ韓国のシン・アラムが中国の孫玉潔に11―15で敗れ、メダルを逃した。
 シンは同日行われた準決勝でドイツのブリッタ・ハイデマンと対戦し、延長戦の末、5―6で敗れた。しかし、終了1秒前からのハイデマンの攻撃にもかかわらずタイムが経過せず、4回目の攻撃を受け敗北したため、韓国側は強く抗議した。抗議を受け国際フェンシング連盟(FIE)の審判陣が約30分にわたり協議を行ったが勝敗は覆らなかった。ピストに1時間以上座り込み涙を流し続けたシンは結局、3位決定戦でも敗北しメダルを獲得できなかった。

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