シンは同日行われた準決勝でドイツのブリッタ・ハイデマンと対戦し、延長戦の末、5―6で敗れた。しかし、終了1秒前からのハイデマンの攻撃にもかかわらずタイムが経過せず、4回目の攻撃を受け敗北したため、韓国側は強く抗議した。抗議を受け国際フェンシング連盟(FIE)の審判陣が約30分にわたり協議を行ったが勝敗は覆らなかった。ピストに1時間以上座り込み涙を流し続けたシンは結局、3位決定戦でも敗北しメダルを獲得できなかった。
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