ゴルフ日韓対抗戦1日開幕、勝利奪還誓う韓国

【釜山聯合ニュース】7月1日に開幕する男子ゴルフの日韓対抗戦「ミリオンヤード・カップ」に出場する韓国代表選手10人が30日に釜山で会見を開き、勝利を誓った。
　大会は慶尚南道・金海の正山CCで3日間行われ、各チーム10人がフォアサム、フォアボール、シングルスを争う。
　昨年大会で日本に勝ちを譲った韓国は、ことしは米プロゴルフ（PGA）ツアーで活躍するY・E・ヤン（梁容銀、ヤン・ヨンウン）の合流で戦力を強化した。全米オープンを終え韓国に帰国したヤンは「後輩たちを助けに来た。優勝カップを取り戻すため力になりたい」と意欲を示した。2004年の第1回大会以来7年ぶりの出場に、ヤンは「サッカー、野球でも韓日戦は大変重要な競技。ゴルフでも韓日が交流しながら互いに実力を高めていければ」と語った。
　昨季の日本男子ゴルフツアー賞金王、金庚泰（キム・ギョンテ）は「昨年は若い選手が出て、経験不足で破れた。ことしはヤン先輩がいるので大きな力になる」と、頼れる先輩の加勢に期待を示した。
　一方、日本の石川遼は、両国ともベストメンバー構成だとしながら、最善を尽くし優勝カップを守ると覚悟を語った。日本チームキャプテンの青木功は「コースが難しく天気も悪いが、韓日選手とも初めて経験するコース。互いに良い結果を出すことを願っている」と述べた。
　韓国チームの韓長相（ハン・ジャンサン）団長は「ヤンの加勢が大きな力となる。ことしは必ず優勝カップを手にする」と闘志を燃やした。
　大会初日フォアサムの組み合わせは、第1試合が洪淳祥（ホン・スンサン）、金大ヒョン（キムデヒョン)組対小田孔明、河井博大組、第2試合が崔虎星（チェ・ホソン）、金度勲（キム・ドフン）組対藤田寛之、松村道央組、第3試合が朴相賢（パク・サンヒョン）、李丞鎬（イ・スンホ）組対高山忠洋、近藤共弘組、第4試合が姜庚男（カン・ギュンナム）、ペ相文（ペ・サンムン）組対石川遼、薗田峻輔組、第5試合がY・E・ヤン、金庚泰（キム・ギョンテ）組対片山晋呉、池田勇太組。