冒頭発言を行う姜長官=29日、ソウル(聯合)
冒頭発言を行う姜長官=29日、ソウル(聯合)
【ソウル29日聯合】企画財政部の姜万洙(カン・マンス)長官は29日、国際原油価格下落の効果が来月から現れれば、消費者物価は懸念とは異なり6%を超えることはないとの考えを示した。果川庁舎で開かれた危機管理対策会議に先立ち冒頭発言を通じ述べたもので、8月の物価はガソリン価格の引き下げなどで7月に比べ下方安定をみせるだろうとした。
 姜長官は、25日から3週間を秋夕(旧盆)物価特別対策期間に定めたが、まだ秋夕需要は可視化しておらず、秋夕向け商品の価格は安定を見せていると述べた。特別管理品目21種のうち17種は下落し、4種には変動がないと伝えた。ただ、油類価格の上昇を相殺できるよう、農水産食品部が適切な時期に秋夕商品の供給を拡大するほか、各官庁長官・次官らも現場訪問などを行い国民が共感できる物価対策を講じるべきだと呼びかけた。

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