京畿道・高陽市の韓流ウッド造成事業で、第2区域用地供給が先送りされる見通しだ。京畿道が28日に明らかにした。道は3月に公告を出し高陽市一山区一帯の2万9327坪を上半期中に第2区域用地として供給する計画だった。

 これに関連し金文洙(キム・ムンス)道知事は、「韓流ウッド事業が単なる不動産売却にとどまり、落札者だけが利益を上げるようなことがあってはならない」と指摘し、文化産業として発展できるコンテンツの開発を優先して行うべきとの見方を示したという。金知事は韓流ウッドに造成されるテーマパークなど一部事業の成功可能性についても懐疑的な反応を示したとみられる。金知事の側近も、金知事が韓流ウッド事業について「具体的な計画がなく弱点が多い」と指摘したことを明らかにし、対策をまとめるまでは用地の供給には否定的な姿勢だと説明した。

 京畿道は昨年10月ごろにも第2区域用地の供給を試みたが、金知事の就任後に韓流ウッド事業全般に対するコンサルティング会社の経営評価を行い、計画どおりに進まなかった。京畿道関係者は、今回の用地供給遅延が2010年完工を予定する韓流ウッド事業全体に影響を及ぼすことになるのではと懸念を示している。


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