KBS月火ドラマ『ウェディング』の視聴者が、深い泥沼にはまっている。

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以前放送された12回目の内容が、視聴者に衝撃と失望を与え、ホームページの掲示板サーバーが暴走するなどの大きな混乱を招いた。これは、『ウェディング』が、いままで明るいイメージで描かれていただけに、視聴者により一層の大きな衝撃を与えることになった。

12回目では、セナ(チャン・ナラ)とジニ(イ・ヒョヌ)の過去の写真を見てしまったユンスに、ジニは「セナと一度だけ、関係があった」と告白。結局、ユンスとジニは別れたが、ユンスが、ジニと別れた理由は、スンウ(リュ・シウォン)のせいだったと告白した。
その上セナは、スンウを信じられなくなり、スンウもやはり、セナをこんな風にさせたのは自分だと苦しみ、葛藤し始める。

何より視聴者に大きな衝撃を与えたのは、劇中、ジニがユンスに告げた内容。正直と純粋さの代名詞だったセナが、見知らぬ男性と一夜を共にしたという事実が発覚し、セナのキャラクターに対する混乱と衝撃が、大きくなった。

視聴者は「セナとジニが本当にそんな仲だったなんて、また思い出してしまいます。今まで見せてくれたセナの行動は、いったいなんだったのかと、少し失望しました」「そんな過去をアピールしなくてはならなかったのか、それが必要な設定だったのか、疑問に思います。この出来事で、ドラマがどんなに白けたか。セナの純粋で清らかな微笑みが、不憫に思える」など、失望したとの声が高かった。

反面、「作者が、私たちにセナとジニの状況を正確に教えてくれた。精神的な純潔と、肉体的な純潔の違いをはっきりさせるようにと」「もちろん純粋で、童話のような少女マンガのようなストーリーもいいけど、あちこちに敷かれた複線が解けたようで、すがすがしく、現実的で興味深く、とても良かった」「スリリングな戦いだった」とも評価。一方では、これまでのいろいろな状況から見て、“ジニの嘘”と決め付ける声もあった。

純粋で明るく描かれたドラマに、セナとジニの過去は、「不必要」という意見と「十分考えられる現実的な問題を突きつけた」との意見が分かれる中、今後6回を残し、4人の主人公が、どのような姿で描かれるか、視聴者たちの関心を集めている。

果たして『ウェディング』のハッピーエンドは、どのようなものなのか?視聴者が望むハッピーエンドは、スンウとセナの幸せな結末なのか、それとも2人がそれまで忘れていた自身の夢と、隠された内面的障害を探る内容になるのか。何よりドラマ『ウェディング』は、愛なのか、条件なのか、価値を超えた結婚の本質について考えさせられるドラマであることは、間違いない。

視聴者を泥沼に追いやった『ウェディング』の12回目の放送は、11.9%(TNSメディアコリア調査)の視聴率を記録している。

写真提供=KBS

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