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<W解説>韓国が梅雨にとりわけ警戒する、北朝鮮関連での2つの懸念
韓国も先週、梅雨入りし、ソウルや近郊のキョンギド(京畿道)をはじめとする首都圏には20日、一時、大雨注意報が発令された。地下トンネルを通っていた車両が水没したり、倒木で道路が塞がれたりするなどの被害が出た。梅雨で雨量が多いこの時季、韓国では大雨による直接被害に加え、警戒しなければならないことがある。大雨によって北朝鮮から流れ着く可能性がある地雷だ。朝鮮半島を韓国と北朝鮮に隔てる軍事境界線付近には、朝鮮戦争(1950~53年)当時や、その後から現在に至るまでの休戦中に多くの地雷が埋められ、付近には現在も大量の地雷が埋まっているとされる。また、北朝鮮は昨年、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の指示の下、軍事境界線付近の非武装地帯(DMZ)に地雷の埋設を進めた。韓国軍合同参謀本部は22日、地雷が大雨で韓国側に流れてくる可能性があるとして注意を呼びかけた。