<W解説>紆余曲折経て、韓国がチェコで原発2基を受注=先月の「署名中止」から短期間で最終契約に至った理由
<W解説>紆余曲折経て、韓国がチェコで原発2基を受注=先月の「署名中止」から短期間で最終契約に至った理由
韓国政府系の原発運営会社、韓国水力原子力は今月5日、チェコ政府との間で、原発建設に関する最終契約が成立したと発表した。チェコ・ドコバニ原発の新規建設事業をめぐっては、最終契約書への署名を翌日に控えた先月6日、韓国水力原子力の競争相手だったフランス電力公社が起こした異議申し立てをチェコの裁判所が受け入れ、契約式が急遽(きゅうきょ)取りやめに。しかし、チェコの地裁が出した、韓国水力原子力とチェコ電力子会社との最終契約を禁止する仮処分を、チェコ最高行政裁判所が取り消したため、正式契約が成立した。韓国が海外で原発を受注するのは、2009年のアラブ首長国連邦(UAE)のバカラ原発以来、16年ぶり。
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