ソウル西部地検は20日、申貞娥(シン・ジョンア)元東国大学教授が、勤務していた美術館に集まった大企業からの後援金のうち一部を横領したとされる疑惑について、容疑の大部分を確認した。検察によると、2005年から今年にかけて、申元教授の銀行口座と省谷美術館の資金の流れを追跡した結果、数億ウォンが抜き取られていた事実が確認され、現在横領額を集計する作業を進めている。検察は申元教授の個人の金と美術館の資金が混在している事実を確認し、申元教授が資金を管理しながら私金庫のように使っていた状況もつかんでおり、経緯を調べている。
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0