韓国のトップスター、カン・ドンウォンとコ・スが主演する映画『超能力者』が、11月の公開を前に制作報告会を開いた。

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韓国映画『超能力者』は、人間を操る超能力者とその超能力が効かない唯一の男性ギュナムの対決を描くアクション・スリラーだ。カン・ドンウォンが超能力者を、コ・スが超能力に疑問を抱くギュナム役を演じる。2004年<ミジャンセン短編映画祭>で、『オールドボーイの思い出』を通し、アクションのジャンルで最優秀賞を受賞したキム・ミンソク監督のデビュー作だ。

キム・ミンソク監督:人と違った力を使う超能力は魅力的な素材だが、韓国映画では一般的ではないためプレッシャーを感じた。しかし、撮りたかった内容だった。

「超能力があったらどんなことをしたいか」という質問にカン・ドンウォンは「以前は、人を操れる超能力があればいいなと思ったが、役を演じてみて、それがどれだけ寂しいのかを感じた」と話した。一方のコ・スは、「超能力があったら、この瞬間を止めたい。昼食を食べていないので食べたい」と会場を笑わせた。

同作品でカン・ドンウォンは悪役を演じている。彼は、「僕に合わない役はないと思っている。悪役でもなんでも合わせて演じなければならない」と語った。

メガホンを取ったキム・ミンソク監督は、キム・ジウン監督の『甘い人生』やポン・ジュノ監督の『グエムル-漢江の怪物-』の演出部を経て、『グッド・バッド・ウィアード』では脚本と助演出を務めた。撮影中のエピソードを聞かれた監督は「クランクインに1時間遅刻した。前日に緊張しすぎて眠れなかったため」と暴露した。