産業通商資源部(日本の経済産業省に相当)国家技術標準院は、新学期に備えて昨年11月からことし2月まで、子ども用製品や電気・生活用品など合計888点の新学期用品に対する安全性調査を実施した中、安全基準を違反した29点の製品に対する「リコール」を命じたと28日、明らかにした。
調査の過程で、一部のキッズ用シューズ、サングラス、帽子、手袋などからホルムアルデヒドやフタル酸エステル類可塑剤、ノニルフェノールなどの有害物質が基準値以上検出され、製品の回収と破棄、払い戻しなどの措置を取った。子ども用サングラスの場合、フタル酸エステル類可塑剤が基準値の352倍検出されたという。
国家技術標準院は、リコール対象となった製品の販売と市場流通を止めるため、「製品安全情報センター」と「消費者24」などに同件を公開し、全国の流通店舗とオンラインショッピングモールと連携した「リスク商品販売遮断システム」にも登録した。
国家技術標準院のジン・ジョンウク院長は「新学期、子ども用製品を購入する際、『KC認証マーク』を必ず確認してほしい」とし、「今後も製品の安全性の調査を引き続き実施し、安全な製品が市場に流通するように努める」と明かした。
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