大韓サッカー協会、2023アジアカップ開催の公式申請書提出(画像提供:wowkorea)
大韓サッカー協会、2023アジアカップ開催の公式申請書提出(画像提供:wowkorea)
大韓サッカー協会がアジアサッカー連盟(AFC)に2023AFCアジアカップ(以下、アジアカップ)開催の公式申請書を提出し、大会誘致競争に乗り出した。

 文化体育観光部(部は省に相当)は31日、「大韓サッカー協会が8月同日、AFCにアジアカップ誘致申請書を公式に提出したことを受け、大韓サッカー協会、自治体などとともに本格的に大会誘致に努める」と明らかにした。

 2023年アジアカップは当初、中国が開催予定だった。しかし、中国がことし5月、新型コロナウイルスを理由にアジアカップ開催権を返上したことにより、AFCが新たに開催地選定手続きを公示した。

 大韓サッカー協会は公示直後、アジアカップ誘致を公式表明し、6月30日AFCに誘致意向書を提出。続けてこの日、誘致計画書、政府保証書、競技場・訓練場協約書などを含む公式申請書を提出し、本格的な誘致手続きに突入した。

 2023アジアカップ誘致を競争する国は韓国をはじめ、2022ワールドカップ開催地のカタール、2023女子ワールドカップ開催地のオーストラリア、2023 U-20ワールドカップ開催地のインドネシアの4か国だ。

 2022年ワールドカップの最新競技場施設をそのまま使えるカタールが有利な長所を持っている状況だ。しかし、韓国は2002年のワールドカップ、1988ソウル夏季オリンピック、2018ピョンチャン(平昌)冬季オリンピックの3大国際スポーツ行事を成功裏に開催した。

 韓国は2024年1月に大会日程を変更しなければならないカタール、オーストラリアとは異なり、従来の日程(2023年6~7月)通り大会を開催できるという長所がある。既存の開催予定地が同じ東アジア地域である中国であり、2019年の開催地が中東地域(アラブ首長国連邦)であった点を勘案すれば、地域配分の面からも先行しているという評価だ。

 9月のアジアサッカー連盟の現場実態調査とアジアサッカー連盟執行委員会を経て、10月17日に開催地が最終決定される予定だ。

 文化体育観光部は「今後、大韓サッカー協会、開催予定地方自治体などと共にアジアサッカー連盟実態調査に対応するなど対外誘致活動を本格化し、国内事前雰囲気造成のために9月2日2023アジアサッカー連盟アジアカップお知らせ大使発足式を開催するなど、63年ぶりの大会誘致のために総力を傾ける予定だ」と明らかにした。

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