より感染力の強い新型コロナウィルス変異株、インドネシアでも初確認=韓国報道(画像提供:wowkorea)
より感染力の強い新型コロナウィルス変異株、インドネシアでも初確認=韓国報道(画像提供:wowkorea)
米国や欧州などで新型コロナウイルスのオミクロン株よりも感染力の強い下位変異株が感染拡大するなか、インドネシアでも同じ変異株が初めて確認された。

11日(現地時間)、ジャカルタポストなどインドネシアメディアによると、インドネシア保健部は10日、同国で”BA.4”と”BA.5”変異株が初めて確認された。

インドネシア保健部は「今回確認された変異株はすべてバリ島で開かれた国際イベント関連での感染だった」とし、「感染者の4人中1人はインドネシア人、残りの3人は外国人で、全員ワクチン接種を完了していた」と明らかにした。

今年4月、南アフリカ共和国で初めて発見されたBA.4とBA.5は、世界的に支配種として置き換わっている”BA.2(ステルスオミクロン株)”よりもさらに感染力が強いことが分かっている。

米疾病管理予防センター(CDC)によると、BA.4とBA.5は5月29日から6月4日まで、米国で発生した新型コロナウイルスの感染事例の13%を占めるほど急速に拡散している。

ドイツのロベルト・コッホ研究所(RKI)も現在、最も感染事例が増えているのはこの新変異株と分析している。

BA.4とBA.5の変異株は最近、欧州疾病予防統制センター(ECDC)と英国保健安全庁(UKHSA)が相次いで「懸念される変異」に指定している。

ただし、BA.4とBA.5の変異株が感染者の重症化や死亡リスクを高めるという報告はまだない。

インドネシアの新型コロナウイルスの1日の新規感染者数は2月には6万人以上だったが、最近は1000人以下に減少している。
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