新型コロナ検査の順番を待つ人たち(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナ検査の順番を待つ人たち(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は30日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から42万4641人増えたと発表した。新規感染者数は前日(34万7554人)に比べ7万7087人増えた。新たな死者は432人で過去2番目に多く、重症者は過去最多の1301人となっている。 新規感染者は28日に18万人台まで下がったが、翌日には34万人台に急増し、この日は40万人を上回った。ただ、1週間前の23日(49万821人)より6万6180人少なく、緩やかながら減少傾向を示している。 政府は新型コロナ変異株のオミクロン株の流行が11週でピークアウトしたと判断する一方で、リスク要因が残っていると指摘する。そのため、現在適用している防疫対策「社会的距離の確保」を一気に解除するのではなく、段階的に緩和する方向に傾いている。政府は31日に「日常回復支援委員会」の会議を開き、翌日に4月4日以降適用する社会的距離確保の調整案を発表する予定だ。 一方、重症者と死者の数は増え続けている。この日発表された重篤・重症患者は前日比86人増の1301人で、初めて1300人を超えた。23日間連続で1000人を上回っており、直前の3日間は1200人台が続いていた。重症者用病床の使用率は66.4%で、前日から1.8ポイント低下した。 新たに報告された死者は432人で、前日から195人増加した。過去最多を記録した24日(469人)に次いで2番目に多い。死者の累計は1万5855人となった。 在宅治療(自宅療養)中の人は171万2515人と、前日から9450人増えた。 新規感染者のうち市中感染者は42万4609人で、地域別では京畿道が11万7029人、ソウル市が8万1824人、仁川市が2万3261人と首都圏が22万2114人(52.3%)を占めた。海外からの入国者の新規感染は32人だった。
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