日本政府、佐渡金山の世界遺産推薦を「正式決定」…韓国メディア「日韓の歴史論争、激化の懸念」

日本政府は、世界文化遺産登録を目指す「佐渡島の金山」について1日午前、国連教育科学文化機関（ユネスコ）への推薦を閣議了解し、正式決定した。

　韓国メディア「新亜日報」もこれを報じ、「日韓の歴史論争が激化する可能性があり、懸念される」と報じた。

　同メディアは同日午前、複数の日本メディア報道を引用し、日本政府は1日の閣議で世界文化遺産への佐渡島の金山（新潟県）の推薦を了解、同日中にユネスコに推薦書を提出する予定だと報道。

　その上で、「佐渡島の金山は2000人以上と推定される朝鮮人（韓国人）が太平洋戦争時に動員されて強制労働を強いられた場所」とし、「韓国政府は、日本政府の世界文化遺産登録推薦に強く反対している」と伝えた。

　特に、両国がタスクフォース（TF）を立ち上げて対応する方針を明かしていることから、日韓の「歴史論争」が激しく展開されるだろうと予想した。