裁判所、開かれた共感TVに対し尹錫悦候補夫人の通話内容の放映許可…一部だけ禁止＝韓国

韓国の裁判所がユーチューブチャンネル‘開かれた共感TV’がユン・ソンニョル（尹錫悦）国民の力（野党第一党）大統領選候補の配偶者であるキム・ゴンヒ（金建希）夫人の通話内容について、一部を除き公開できると判断した。

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ソウル中央地裁民事合意50部は19日、金夫人が開かれた共感TVを相手取って出した放映禁止・配布禁止仮処分申請を一部認容した。

ただし、裁判所は一部を除いた残りの部分については、金夫人の申請をすべて棄却した。

これに先立ち、ユーチューブチャンネル‘ソウルの声’で撮影を担当するイ・ミョンス記者は「金夫人と通話した内容を録音した。MBCと協業して録音した内容を公開する」と発表したが、これに対し金夫人は公開を予告したMBCとソウルの声、開かれた共感TVを相手取り、それぞれ仮処分を申請した。

公開の可否が争点になった録音ファイルは、イ記者が数か月間、金夫人と通話した内容を録音したもので、総量は7時間45分になるという。

金夫人側は「当該録音ファイルは政治工作によって取得したもので、言論の自由保護範囲に含まれない。知る権利の対象である公的関心事ではなく、保護されるべき私生活である」と主張した。