ソウル駅前の広場に設置されている新型コロナウイルスの臨時検査所=18日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル駅前の広場に設置されている新型コロナウイルスの臨時検査所=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は19日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から5805人増え、累計70万5902人になったと発表した。1日当たりの新規感染者は前日より1734人増加した。5000人を上回るのは昨年12月30日以来、20日ぶりとなる。 新型コロナの感染拡大は防疫措置の強化やワクチンの3回目接種の増加で落ち着きを見せたが、このところは変異株「オミクロン株」が急速に広がり、再び感染者増加の兆しを示している。 防疫当局は先週26.7%だったオミクロン株の検出率が今週末ごろ50%を超え、国内でもオミクロン株が主流になるとの見通しを示している。 1日当たりの新規感染者が7000人を上回ると、「オミクロン株対応段階」の措置を実施する。対応段階では病院・医院で本格的に新型コロナの検査・診療を行い、PCR検査でも優先順位を設け、65歳以上の高齢者から実施する。感染者の隔離期間は10日間から7日間に短縮する。 感染者数が急増したが、重症者数は減少傾向が続いている。この日の重症者数は532人と前日より11人減少し、3日連続で600人を下回った。重症病床の使用率は25.5%で、前日比で2.5ポイント低下した。 死者は74人増え、計6452人となった。
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