ウィズコロナ開始以降、首都圏を中心に感染者・重症者が急増...韓国政府「拠点・感染病専門病院を追加指定」(画像提供:wowkorea)
ウィズコロナ開始以降、首都圏を中心に感染者・重症者が急増...韓国政府「拠点・感染病専門病院を追加指定」(画像提供:wowkorea)
韓国の首都圏で新型コロナウイルスの新規感染者と重症者が急増したことを受け、韓国政府が首都圏の医療対応を強化すると明らかにした。

まず拠点専門病院と感染病専門病院をそれぞれ2つずつ追加指定し、250の中等症病床を確保する計画である。

また最近、療養病院・施設や精神病院などでブレイクスルー感染および集団感染が発生したことを受け、該当施設の入院患者と入所者を対象に追加接種を集中的に実施し、今月26日までに接種を完了することにした。

クォン・ドクチョル中央災害安全対策本部1次長(保健福祉部長官)はこの日、韓国政府ソウル庁舎で上記の内容を含む「首都圏医療対応強化対策」を発表した。

クォン1次長は「ウィズコロナ(段階的日常回復)開始以降、1日の平均感染者数は10月に比べ1.3倍増加した2200人」とし「このうち79%の1800人が首都圏から発生している」と述べた。

韓国政府は今月5日と12日に施行した行政命令を通じて、準重症病床454床と中等症病床692床を確保する計画である。

加えて、行政命令とは別に拠点専門病院2か所(165病床)、自発的参加病院を積極的に発掘し、感染病専門病院2か所(85病床)を追加指定した。

クォン1次長は「感染病専門病院の指定需要を常時把握し、必要に応じて早急に指定する」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 79