韓国の統一省は「南北間における鉄道・道路の現代化構想を具体化する」と伝えた(画像提供:wowkorea)
韓国の統一省は「南北間における鉄道・道路の現代化構想を具体化する」と伝えた(画像提供:wowkorea)
韓国の統一部(省)は「南北交流協力を通じた朝鮮半島平和プロセスの進展動力確保の次元で、南北間における鉄道・道路の現代化構想を具体化する」と明らかにした。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

統一部はきょう(18日)、国会 外交統一委員会国政監査の業務現況報告で「南北鉄道連結のための内部準備を進めており、年末には東海(朝鮮半島の東海岸)北部線鉄道を着工する予定だ」と報告した。統一部は条件が整い次第、南北鉄道連結および現代化を目標に精密調査を進め、基本計画づくり・設計・施行まで段階的に推進していく方針である。

しかし北朝鮮は先月、鉄道稼働ミサイル連帯による列車からの弾道ミサイル試験発射など、鉄道を軍事的に活用するという野望を表していることから、今後物議をかもすことが予想される。また北朝鮮は「鉄道稼働ミサイル連帯」を「鉄道稼働ミサイル旅団」へと拡大改編することを予告している。

さらに統一部は、南北通信連絡線の回復につづきTV会談システムなどを活用した対話のチャンネルを完備することを明らかにした。統一部はすでにことし7月、北朝鮮に南北TV会議システムの構築を提起している。

統一部は朝鮮半島情勢について「キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記による対米メッセージが増えるなど、対話と関与の方向へと繋げていくための対応が重要な時だ」と評価した。

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