自宅にいながらショッピング、「サムスンVRストア」オープン=韓国(画像提供:wowkorea)
自宅にいながらショッピング、「サムスンVRストア」オープン=韓国(画像提供:wowkorea)
サムスン電子は仮想現実(VR)技術を利用し、時間と空間の制約なく製品体験と購入が可能な「サムスンVRストア」を運営していると明らかにした。

「サムスンVRストア」はオンライン上で、実際の店舗と同様のショッピング環境を提供する非対面ショッピングサービスだ。ブラウザでVRストアに接続すれば、製品の体験だけでなく相談も受けられ、自分にあった製品を簡単に購入できる。

VRストアは1階がモバイル、2階が映像・家電製品コーナーで構成され、消費者はVRで売り場を360度自由に見て回ることができる。冷蔵庫や洗濯機などのふたを開け内部の仕様を確認するなど、現実のような製品体験が可能だ。

最大の特長は「サムスン・ドットコム」を通じて運営している非対面ビデオ相談サービス「e-Dテイラー(e-D’tailor)」と連携し、製品についての専門的な相談を提供する点だ。「e-Dテイラー」は6月に導入した1対1のビデオ相談サービスで、消費者がサムスンVRストアや「サムスン・ドットコム」で利用申請すれば、アプリを設置せず、また顔を見せることもなく、全国33店舗のスタッフと相談が可能だ。

「e-Dテイラー」は、新型コロナウイルスで店舗訪問を控えている消費者から高い満足度を得ている。9月はサービス導入初期の6月に比べ、相談件数が約4倍増えた。

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