李在明、共に民主党大統領選候補(画像提供:wowkorea)
李在明、共に民主党大統領選候補(画像提供:wowkorea)
共に民主党(与党)のイ・ジェミョン(李在明)大統領選候補は16日、テジャンドン(大庄洞)疑惑について「拘束されるのは私ではなく、ユン・ソンニョル(尹錫悦)候補だ」と尹元検察総長が検事時代に不十分な捜査をした疑惑を取り上げた。

李候補はこの日、フェイスブックで「プサン(釜山)貯蓄銀行捜査主任検事として『大庄洞融資』の件を捜査しなかったのはなぜか」とこのように記した。

李候補は「2011年に最高検察庁は釜山貯蓄銀行を大々的に捜査したが、捜査主任検事は中央捜査部2課長の尹候補だった」とし「当時、釜山貯蓄銀行は約4兆6000億ウォン(約4365億8589万円)を不法融資して問題になったが、大庄洞関連融資は捜査対象から除外された」と明らかにした。

李候補は「釜山貯蓄銀行の関係者として、この融資をしたA氏は、最高検察庁中央捜査部の捜査に備えようと、検察担当記者のキム・マンベ氏の紹介で、パク・ヨンス(朴英洙)元特別検事を弁護士に選任したという」と指摘した。

さらに「大庄洞を媒介して、尹錫悦、キム・マンベ、朴英洙の3人が登場する」とし「キム氏はファチョンデユ(火天大有)の大株主で、キム氏の姉が尹候補の父親の邸宅を買い入れた」と強調した。

続いて「尹候補は、自身に関する疑惑が起こるたびに『偶然』と言う」とし「ロトの当選確率より低いこのような『偶然』が、尹候補から朴元特別検事に、そしてその周辺の人たちに続くのか」と疑問を提起した。

李候補は「どうやら拘束されるのは私ではなく、尹候補のようだ」とし「開発利益還収戦争で国民の力(野党第一党)や土建勢力の既得権者たちと戦い、5503億ウォン(約522億2896万円)を取り戻したのが私であり、その対極に位置する尹候補には理解できない偶然があまりにも多い」と示した。

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