史跡公園でボディライン強調した服装でのトレーニング映像に賛否両論=韓国報道(画像提供:wowkorea)
史跡公園でボディライン強調した服装でのトレーニング映像に賛否両論=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国の女性ユーチューバーが、プサン(釜山)市内にある史跡公園にてボディラインを強調した服装でトレーニングする映像を掲載し、物議を醸している。

 今月8日、女性ユーチューバーのウォニは、「山ジムでデッドリフトを」というタイトルの映像を掲載。映像でウォニは胸元が広く開いたシャツとホットパンツ姿で、スクワットなどを堂々と行なっている。

 この場所が釜山市水営区にある水営史跡公園であるから物議を醸した。映像を見ると、ウォニは水営民族芸術館や文化財管理事務所の前でトレーニングをしている。

 水営史跡公園は釜山を代表する歴史公園で、釜山市指定の有形文化財である慶尚左水営城南門や釜山市指定の記念物となる「25義勇壇」などの無形文化財3点、アン・ヨンボク将軍の位牌堂など非指定文化遺跡5点がある。

 25義勇壇は、文禄の役で慶尚左水営城を守るために戦って亡くなった25人を祭っている祭壇で、1972年6月26日に釜山市記念物第12号に指定された。

 アン・ヨンボク将軍は、17世紀に日本からウルルン(鬱陵)島や独島(竹島の韓国名)を守った偉人で功績をたたえて鬱陵島と故郷の釜山に位牌堂が設けられている。

 映像を見た韓国のネットユーザーは、歴史公園は追悼と尊重が優先されるべき空間なのに衣装が非常に扇情的だという指摘と、敏感すぎるという反論に分かれている。

 一部のネットユーザーは、YouTubeでの激しい「扇情的な競争」を指摘している。最近、YouTubeやTikTokなどで再生回数を高めたり、広告収益を上げたりするために扇情的な映像を流すことが多くなっているというのだ。

 実際に登録者が40万人に達するYouTubeチャンネルもサムネイルに女性の胸や尻などが強調された画面を使用して扇情的だと物議を醸した。

山ジムでデッドリフトを
山ジムでデッドリフトを




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