また、「民族の内部問題に対する外勢の干渉を認めればむしろ複雑となり、いつになっても民族問題をわれわれの意思と利益に沿って解決することができない」と主張。「あらゆる問題を民族同士で解決してこそ北南関係が一日も早く回復し、朝鮮半島に強固な平和が実現する」と指摘した。
これまで、韓国が南北問題を米国と作業部会(ワーキンググループ)で協議するため、南北協力事業などが遅延・中止になったことを繰り返さないよう求めたものとみられる。
北朝鮮はこのところ、韓国と米国に異なるメッセージを発している。韓国に対しては挑発・危害を与える意向がないとして、約2か月ぶりに南北通信連絡線を復旧させた。だが、米国に対しては「二重基準」を問題視し、対北朝鮮敵視政策の撤回を求めている。
一方、別の宣伝メディア「メアリ」は韓国の軍事演習や先端兵器の導入に触れ、「現実は、対話と平和を言ってわれわれを安心させ、彼らの不純な目的を達成させるため時間を稼ごうとするごまかしにすぎない」とし、韓国の軍備増強を警戒した。
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