湖南省で未成年者を監禁・性的暴行した男に死刑が執行される=中国報道(画像提供:wowkorea)
湖南省で未成年者を監禁・性的暴行した男に死刑が執行される=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・湖南省湘西土家族苗族自治州の人民法院(地方裁判所)は9月28日、監禁・性的暴行などの罪で死刑判決を受けていた龍喜和死刑囚の死刑を執行した。

 龍元死刑囚は2019年2月13日、当時未成年だった被害者の女性を路上で自分の自動車に乗せ、女性の体を縛りつけ、口をふさぎ、麻袋を顔にかぶせるなどして行動の自由を奪った。その後、自宅の地下室に女性を閉じ込め、鉄製の鎖でつなぐなどして20日以上監禁した。その間、龍元死刑囚は女性を拳銃などで脅迫し、数回にわたって性的暴行した。

 裁判では、龍元死刑囚が暴力的な手段を用いて未成年者と強制的に性関係を持った行為が「強姦罪」にあたると判断された。また、元死刑囚の性的暴行手段が非常に残忍であり、社会に危険をもたらす可能性が非常に高い点を考慮し、量刑について審議が進められた。

 湖南省湘西土家族苗族自治州の中級人民法院は2020年3月19日、龍喜和被告(当時)に「強姦罪」により死刑判決を言い渡した。判決後、被告は控訴を申し入れたが、湖南省高級人民法院はこれを却下し、最高人民法院(最高裁判所)に最終的な判断を求めた。その後、最高人民法院は被告の死刑判決を批准し、死刑が確定していた。

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