ファイザー社とバイオエンテック社はこの日記者会見を開き、今回の臨床試験の結果を公開し、ニューヨークタイムズとCNNが報道した。
この臨床試験では、幼稚園児と小学生2268人を対象に10代・成人基準の投与量の3分の1である1人あたり10マイクログラムの接種分を3週間隔で投与した。2次接種後、彼らにも成人と同様の強い水準のウイルス抗体が表れた。
ファイザー社は「10マイクログラムの容量が、5~11歳の子どもの安全性と子どもが耐えることができるか、免疫はきちんと形成されるかを考慮して慎重に決定された」と説明した。
また「副反応も、接種部位の痛みや発熱など普通10代で表れる副反応と同様であったり、少し弱かった」とし「ワクチンの安全性も確認された」と強調した。
さらに「メッセンジャー・リボ核酸(mRNA)方式のワクチンで表れる心筋炎の副反応事例もなかった」とファイザー社の広報担当者は伝えた。
すでに成人に対して承認されている新型コロナワクチンを、子どもにも接種できるかについての核心問題は「安全性」であった。
ただ今回の臨床試験の結果は、まだ他の科学者の検討を経たり科学ジャーナルに公式発表されたものではない。
ファイザー社側は、今月末までに関連資料を米食品医薬局(FDA)に提出し、これらの年齢層に対する接種の承認を要請する計画である。
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