米国当局は9月20日から、ファイザーワクチンによるブースターショットを始める計画である(画像提供:wowkorea)
米国当局は9月20日から、ファイザーワクチンによるブースターショットを始める計画である(画像提供:wowkorea)
米国では新型コロナウイルス感染症による入院患者と死者が、前回の冬の大拡散以降 最も高い水準を連日記録している。このことにより米当局はさらなる拡散を抑制するために、今月20日からファイザーワクチンによるブースターショット(追加接種)を始める計画である。

5日(現地時間)ニューヨークタイムズによると、米国のここ7日間における一日の平均入院患者は、2週間前より12%増加した10万2285人と集計された。また一日平均の死者数は、53%増加した1544人であることがわかった。この2つの指標は全て、前回の冬の大拡散以降 最も高い数値である。

米国で新型コロナによる一日の死者数が1500人を超えたのは、ことし3月以降初めてである。一か月前の8月と比べても、死者が5倍以上急増したことになる。

また一日の平均新規感染者は16万901人で、2週間前に比べると増加率は7%であった。

「米国内のワクチン接種スピードが停滞の様相をみせる中、感染力の強いデルタ変異株が急速に拡散したことで、米国の医療システムは昨年のように再び危機に直面している」とCNNは伝えた。

米当局は今月20日から、接種完了から8か月が過ぎた人々を対象にブースターショットを始める予定である。当初ファイザーとモデルナワクチンがブースターショットとして使用される予定であったが、当分の間はファイザーワクチンだけが使用されるものとみられる。

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