防疫はどうした?…江陵市内の大型ホテルがノーマスクのプールパーティーを開催=韓国(画像提供:wowkorea)
防疫はどうした?…江陵市内の大型ホテルがノーマスクのプールパーティーを開催=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国では休暇シーズンを迎え、コロナの拡散が懸念される中、カンウォンド(江原道)カンヌン(江陵)市のある大型ホテルが‘ノーマスク・プールパーティー’を開き、現場で摘発された。これにより、行政当局はただちに当該ホテルに対して営業停止処分を下した。

1日、江陵市はチュムンジン(注文津)のある大型ホテルが先月31日の夜10時以降にプールパーティーを開き、営業時間の制限と距離確保などの防疫守則に違反したと発表した。

当時、プールパーティーに参加した数十人の若者はマスクもしっかりつけていなかったという。

これに先立ち、江原道ヤンヤン(襄陽)郡では、数十人がマスクをきちんとつけずにプールパーティーをする写真がオンラインに公開され、ひんしゅくを買った。

江陵は、地域内の若年層や他地域の接触者を中心に感染経路不明の拡散傾向が広がると、先月19日に非首都圏では初めて、距離確保が4段階に格上げされた。しかし、27日から距離確保は3段階へと下方修正された。

これらの地域が距離確保の段階を下げた背景には、地域経済崩壊の恐れが挙げられている。江原の東海岸は避暑期の観光産業が地域の食の大きな需要を獲得するため、自治体としては地元の商工系の声を無視することができなかったのだ。

しかし、距離確保段階の緩和を受け、再び避暑客がたくさんやって来て、感染拡大の勢いが再燃しかねないという懸念も出ている。

ホテルのプールパーティーに関連し、江陵市はこうした情報を2~3日前に入手し、当該ホテル側に啓導並びに行わないという確約も受けたことが確認された。

しかし、プールパーティー当日の午後8時30分頃、取り締まり要員の目を巧みにかわし、取り締まり要員がいなくなった後にプールパーティーを開いたという。

江陵市は今回摘発されたホテルに対し、同日から10日間営業を中止するよう行政命令を下し、警察などと協力して詳しい経緯についての調査を進める方針だ。

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