国民の力議員41人「尹錫悦元検察総長、我が党に入党して」…共同声明書を発表＝韓国

国民の力（野党第一党）所属の国会議員41人が、ユン・ソンニョル（尹錫悦）元検察総長の入党を求めた。議員たちは、公正な党内選挙の保障とネガティブ攻勢への対応を約束した。

クォン・ソンドン（権性東）国民の力議員ら41人はこの日発表した声明を通して「憲政史上初の30代党代表の選出、破格的な政治実験で国民の評価を受けようとする変化の波に大統領選挙への挑戦を宣言したり、念頭に置いたすべての人が一緒になることを求める」とし「この政権の弾圧に立ち向かって戦い、国民の期待を受ける尹元総長の入党を求める」と明らかにした。

さらに「キム・ドンヨン（金東兗）元経済副首相など、国民の期待を受ける他の候補者にも訴える。政権交代のため、最も確実で効果的なプラットホームで野党陣営の候補たちが集まり、祝祭のような党内選挙を行うのが政権交代を熱望する国民の意思に応えること」と述べた。

権議員は声明発表の直後に記者たちと会い、イ・ジュンソク（李俊錫）国民の力代表が「派閥行動を自制せよ」と言ったことに対し「派閥利益のために活動する時、否定的な視線で派閥と見るのではないか」とし「しかし、大統領選挙の競争局面でどの候補を支持するかは国民の1人、党員の1人として自由に決めることができるのだから派閥（活動）と見るのは適切ではない」と述べた。

また「共に民主党（与党）キャンプを見ると、選挙対策委員会は現役議員で構成されている。我が党の代表も『自由に党内候補のキャンプに入って活動せよ』と言ったのだから、特定候補を支持するからといって派閥的行動だと言うのは間違っている」と主張した。

権議員は声明に参加した41人の議員について「（もとから尹元総長を）支持する人もいるし、尹元総長が入党する時に支持するという考えの人もいれば、単純な支持者もいる」と述べた。