刃物(18センチ)を持った男に立ち向かう「日本の女性警官」が韓国でも話題に…「K警察も見て学ぶべき」との声(画像提供:wowkorea)
刃物(18センチ)を持った男に立ち向かう「日本の女性警官」が韓国でも話題に…「K警察も見て学ぶべき」との声(画像提供:wowkorea)
刃物を持った男を取り押さえる日本の女性警官に対し、韓国ネットユーザーらの賛辞が続いている。

 日本の中日新聞によると、10日午前11時ごろ、JR名古屋駅改札外のコンコースに約18センチの刃物を持って現れた男が、出動した警察によって逮捕された。通報を受け出動した愛知県所属の鉄道警察が無職の男(44)を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕したものだ。

 男の逮捕現場はあるネットユーザーのTwitterで公開された。映像には女性警官が盾を使って男の進路を妨害し、素早く取り押さえるようすが映し出されていた。

 同映像は韓国のオンラインコミュニティーなどにも共有され、女性警察官の対応を称賛する反応が相次いでいる。韓国ネットユーザーらは「これが警察だ」、「韓国の女性警官とは違う」、「女性割当制(クオータ制)ではなくこうした対処を学ばなければ」、「K警察は反省すべき」などの意見が寄せられた。

 韓国内では「婦人警官無用論」問題が後を絶たない。ことし4月、あるオンラインコミュニティーには「同じ施設で勤務するのに、なぜ男性警官は8時から勤務し女性は9時始まりなのか」とし、「男性警官には徹夜勤務をさせ、女性は当直勤務自体がない」と主張する文章が投稿された。

 これを取り巻く物議が続くと、キム・チャンリョン警察庁長は「基本的に同じ機動隊ではあるが、役割や勤務が若干違う。勤務方式がまったく同じにはならない不可避的な側面がある」とし、「男性機動隊より女性機動隊の方が恩恵を受けているのではと思うところがあるかもしれないが、改めて点検して理解を求める部分は求めていきたい」と釈明した。

 その後、韓国警察は来る2026年から警察官の選抜過程で男女の区別をなくし、すべての志望生が同じ基準で体力検査を受ける案を導入することを決定。しかし、特定性別が合格者の15%に満たない場合、15%まで追加で合格させると公示し、事実上「クオータ制」との批判が出ている状況だ。

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