金正恩総書記「現難局を必ず克服」と宣言…党総会の核心議題「民生の安定と経済難の打開」

北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）労働党総書記は 党総会を締めくくり「経済難を必ず克服する」と宣言した。

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ただ 関心を集めている労働党第1秘書と新任の党宣伝秘書兼 宣伝扇動部長の任命については言及しなかった。また 米国ソン・キム対北特別代表の交渉相手にあたる対米・対南ラインの変化についても、北朝鮮メディアの報道では 伝えられていない。

北朝鮮の国営通信“朝鮮中央通信”は今日（19日）「党中央委員会総会が、6月18日に閉会した」と伝えた。

この通信によると「総書記同志は 堅忍不抜（動じず我慢強い）の闘志で、革命の前に立ちふさがった現難局を必ず打開し、今後どんな厳しい試練が立ちふさがっても 微塵も変わることなく、首領様と将軍様の革命思想と偉業に 最後まで忠実であるということを、党中央委員会を代表して厳粛に宣誓した」と報道した。

キム総書記が言及した「現難局」とは、北朝鮮が直面している「経済難」を意味するものとみられる。キム総書記は、今回の総会で 異例にも「食糧難」を認めた。また 今回の総会期間「民生の安定と経済難の打開」を核心議題としていた。