“G7の価値と相反する”…菅首相、中国を批判して結束を促す＝韓国報道

菅首相が主要7カ国（G7）首脳会議で中国に対する強度が高い発言を続けたと日本経済新聞が13日に報じた。

　菅首相は12日（現地時間）午前の会談で「（中国の）東・南シナ海での一方的な行動と人権状況、不公正な経済活動はG7の価値と相反する」と強調した。さらに、各国の首脳にG7と連携して行動することを求めた。

　この日午後のセッションでは日本が追求する「自由で開放されたインド－太平洋」について説明し、G7と東南アジア諸国連合（ASEAN）協力の重要性を力説した。

　経済産業政策の側面でも中国に対して問題提起をした。開幕初日の11日の会談で菅首相は「産業補助金をはじめ、市場を歪曲（わいきょく）する措置と主要技術流出など経済での問題はG7の価値と相反する」と強調した。

　菅首相は会談で数回“G7の価値”に言及した。ますます権威主義的になる中国に備え、G7は自由主義と民主主義などの価値を共有するという点を強調するためだ。