高齢層が若年層よりも新型コロナウイルス ワクチンの副作用が少ない=韓国報道(提供:edaily)
高齢層が若年層よりも新型コロナウイルス ワクチンの副作用が少ない=韓国報道(提供:edaily)
高齢層が若年層よりも新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンの副作用が少ないと専門家が主張した。

コリョ(高麗)大学アンサン(鞍山)病院のチェ・ウォンソク感染内科教授は8日、ニュース番組に出演して「副作用というのは、大体 免疫反応が現れるのと同時に表れる症状」とし「お年寄りの場合には、若い人たちに比べて免疫反応が現れる強度が少し弱いので、異常反応の発生率も少し低い」と述べた。

チェ教授は「1、2相研究を通して確認された内容でも高年齢の方は発熱や筋肉痛のような副作用はかなり少なかった」と説明した。
ただし「それがなかったら、接種の効果がないのではと誤解される方がいるが、そうではない」と一蹴した。

チェ教授はワクチン1回の接種だけで大きな効果があるという主張ついては「実際に2回接種した場合は、未接種に比べると1回目の接種の効果は予想よりも少し高い」とし「1回の接種でも約2週間で86〜90%程度の予防効果が報告されている」と述べた。

その一方で「1回でいいのではないかと考えることができるが、予防効果の持続性と強化という面から2回目の接種は必要なので、1回で効果があっても2回目を接種するのが重要である」と強調した。

また、ムン・ジェイン(文在寅)大統領がSNSに「ワクチン接種が最高の親孝行だ」と載せたことに同意する立場を見せた。彼は「高齢者の場合、発生率においても少し高くなるが、実際に重症に陥ったり死亡したりする危険性が非常に高い」とし「韓国の力学資料を見てもそうだし、アメリカで発表されている資料を見ても、若い人に比べて重症化や死亡する危険性が、何十倍、何百倍以上にもなる」と伝えた。

続いて「ワクチン接種において最も優先となる群を高齢者に定めたことにも理由があり、新型コロナウイルスの観点から、高齢者保護がその方たちのためにも重要であり、社会全体の被害や保健の観点からの負荷を削減する面でも非常に重要である」と付け加えた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 91