リオデジャネイロ五輪のテコンドー男子68キロ級で銅メダルを獲得したイ・デフン選手(左)もこの日ワクチンを接種した(写真共同取材団)=29日、ソウル(聯合ニュース)
リオデジャネイロ五輪のテコンドー男子68キロ級で銅メダルを獲得したイ・デフン選手(左)もこの日ワクチンを接種した(写真共同取材団)=29日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】今夏の東京五輪・パラリンピックに参加する韓国選手団を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が29日に始まった。 柔道、卓球、バレーボール女子、マウンテンバイク、テコンドー、ウエイトリフティングに出場する選手とコーチ100人は同日、ソウル市内の国立中央医療院で米ファイザー製ワクチンを接種した。 韓国選手団のワクチン接種対象者は計931人で、このうち選手とコーチのほか30歳未満の対象者598人は、ワクチンごとに異なる接種間隔や大会までのスケジュールが考慮され、ファイザー製のワクチンを接種する。  ファイザー製ワクチンの1回目の接種は29日、30日、5月3日、同4日に行われる。 これに該当しない選手団役員やサポートメンバー、協力会社の関係者などは5月中に英アストラゼネカ製ワクチンの1回目の接種を受ける。 この日、副反応の症状を訴えた選手やコーチはいなかった。 大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の関係者は「ファイザー製ワクチンの2回目の接種は1回目の3週間後に行われる」とし、正確な日程は疾病管理庁が通知する予定と説明した。 この日、接種を受けた選手のほとんどが安心感を口にし、コロナの心配なく五輪に向けさらに練習に励むきっかけとするなどと述べた。 30日にはバスケットボール、競泳、ボクシング、フェンシング、ハンドボールなど9競技に出場する146人が、5月4日にはラグビー、バドミントン、アーチェリー、陸上、体操など10競技に出場する193人がファイザー製のワクチンを接種する。
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